めっちゃ良い天気!
何故先週末の日曜日がこうじゃなかったーッ!?
先日の土曜日は鈴鹿サーキットへ行っていました。
世界の喧嘩レース・WTCC 2012 in SUZUKAと
日本の耐久レース・スーパー耐久シリーズ2012が同時開催され、
僕はスーパー耐久(S耐)に参戦するサポートチームの営業でした。
S耐って実は凄い人気があるのね?と思わせる密集振り、
国内人気ナンバーワンのスーパーGTにひけを取らない盛り上がり!
なんて思ってたら、鈴鹿サーキットのピット配置が
WTCCとS耐でちょうど半分こして、WTCCよりも遙かに参戦チーム&台数が多いS耐が一つのピットで6チーム&6台が納まるのに対して、WTCCは1チームで2台だけという贅沢な陣取り状態。
第1コーナー側がS耐ピット、
S耐側はこんな感じ、ギュウギュウ詰め。
最終コーナー側がWTCCピット、
WTCC側はガラガラ、人居ないわゆったり空間だわ(笑)
そりゃそう見えるのも無理ないか〜な?
見た目だけならWTCCは華を飾るキャンギャルも居ないしカメコも居ないからガラガラの印象だけど、聞けばWTCCは現場のファンサービス重視じゃなくテレビの前のお茶の間、視聴者を如何にして楽しませる事をを重視しているそうな。
決勝レースを2回に分けて、短いコースをちょっと多めの周回数で(長いコースを少ない周回数で)競わせて、短時間で決着を付けさせるからやる方は本当に必死、見てる方も1レースの放送時間が短いからその瞬間瞬間を見逃せない、テレビに釘付け。
レースシーンはテレビゲームみたいにドカンドカンと車がぶつかり合って、車幅が1台分無くてもちょっとでも隙間が出来れば無理矢理自分の車を押し込んで
『道をこじ開けて逝くぜ!』
な~んてドライバーばっかり(笑)
クラッシュとか当たり前の光景なので実に荒々しい。
日本で同じ事やったら怒られるから、こういうのが見たい人にはWTCCが本当にオススメ。
S耐は残念ながらテレビ放映が限られたチャンネルでしか流れないので一般的な馴染みが薄く、耐久レースだから玄人好みみたいな印象になってしまい、言い方凄く悪いけどS耐で釘付けってなかなか難しい。
僕は好きなんですけどね!
日本も昔JTCCってガチンコスプリントレースやってた頃は、WTCCみたいに盛り上がれた。
でも悲しいかな、様々な事が重なって消滅(苦笑)
2013年に後継シリーズの復活が予定されてるけど、さぁ果たして???
話が反れました。
日曜日は朝から晩までWTCCとS耐のタイムスケジュールがビッシリで、
これはとてもとても営業でチームの人達と話し込む余裕が無いわな、と
判断して営業日を土曜日にしたのですが、お陰様でゆっくり話せました。
フリー走行と予選の合間に各ピットを歩き回ってメカの人、監督、ドライバーと捕まえていき、様子を伺ったり世間話をしながらとウロウロ。
一日の大半を、パスをくれた塩谷さんトコでお世話になっていたのですが、お弁当まで頂いてしまい感謝感謝です♪
キャンギャルのお姉さん撮影し終えて後ろに下がろうとしたら
『あ、しまった!撮れなかった!!』って声が、
後ろからレース仲間こーぜさんが携帯カメラで
『キャンギャルを激写するやべっち』を撮ろうとしていたらしい(笑)
撮らんでえーわい!(笑)
夕方になってS耐とWTCCの予選全てが終わり、僕自身の営業も終えて、日曜日の決勝の健闘を祈りながら鈴鹿サーキットを後にしました。
日曜日は自宅で掃除をしながらS耐とWTCCの結果をチェックしていたのですが、残念な知らせを夕方に知ることになります。
【S耐鈴鹿で事故のOSAMU、搬送先の病院で亡くなる】
スーパー耐久第5戦、決勝第1レースでクラッシュ&救出の為に赤旗中断となった件ですが、ヘリで病院に運ばれたレイジュンZ33リールのOSAMU選手が搬送先の病院で亡くなられました⋯。
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=4&no=44342
僕はね、この一件で一番許せないニュース記事がひとつだけあるんですよ。
【時事通信社】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121021-00000043-jij-soci
抜粋:県警鈴鹿署はスピードの出し過ぎが原因とみて、当時の状況を調べている
↓↓
その後訂正:先行する車からコース上にオイルが漏れた形跡があり、同署は事故原因を詳しく調べる。
スピードの出し過ぎってどういう事やッ!
モータースポーツ馬鹿にしてんのかッッ!
最初にYahoo!でニュースを見たときは、少しは考えてから物書けよと呆れた。
モータースポーツにこれっぽっちも興味が無いからこんなふざけた文章が書けるんだなと呆れた。
四輪競技では滅多と起きていなかった死亡事故、こうしてそれを目の当たりにするとこの世界この競技、僕らが好きなこのモータースポーツというのは常に死と隣り合わせなんだなと改めて思い知らされます。
OSAMU選手とは直接の面識が無い方でしたが、50歳を越えて尚幅広く活躍される大ベテランで凄いドライバーだと見ていただけに⋯心より御冥福お祈り致します。
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